【レビュー】タナカユニバーサル ジャーマントレーナー。詳細、サイズ感、履き心地をご紹介。

ファッションアイテム

こんにちは。

Hiro(@Hirolog_411)です。

みなさんは「ジャーマントレーナー」というスニーカーをご存じでしょうか?

ジャーマントレーナーは今や様々なブランドから作り出される人気スニーカーですが、なかなか歴史があるスニーカーなんです。

今回は、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーの詳細、サイズ感、履き心地などを紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

タナカユニバーサル

タナカユニバーサルとは?

タナカユニバーサルについてご紹介します。

私たちタナカユニバーサルは、さまざまな時代背景を乗り越えた後、製靴工場に置き忘れられていた当時の機械や靴の型、ソールやカットナイフなどを復元させ、伝統的な技術を承継した職人の、靴作りへの情熱を大切に受け継ぎながら、歴史や文化のエッセンスと現代のファッションとモードを融合させた靴作りを行っています。

過去には、オーストリアで1885年に創業した王室御用達の老舗靴ブランドや、世界中の多くのメゾンブランドのデザインや企画を行うなど、さまざまな靴のデザインに関わってまいりました。

TANAKA UNIVERSAL HP

古き良き物を現代ファッションに復活させようという意志が伝わります。

これだけ熱い思いで靴作りをしているとなると、大事に履かなきゃという思いにさせられますね。

バックボーンがしっかりあるときちんとお金を払って購入したくなります。

限りなく実物に近いジャーマントレーナー

ジャーマントレーナーとは、

1970年代から1994年にかけ、ドイツ軍のトレーニング用シューズとして正式採用されていました。

タナカユニバーサル ジャーマントレーナー オリジナル公式ストア

なぜ、軍のトレーニングシューズが現代ファッション業界で人気なのか疑問ですよね。

私が考えるに、某有名メゾンブランドがジャーマントレーナーを作ったからではないかと考えます。

現代のファッションは昔のミリタリーアイテムを参考にして、現代生活の中で使いやすいモデルを復刻している傾向です。

そんなジャーマントレーナーも様々なブランドが作り出しています。

ここで疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

「ジャーマントレーナーをなんで様々なブランドが作れるんだ?パクリにならないのか?」と。

実は、ジャーマントレーナーには著作権がありません。

ですので、様々なブランドが独自でジャーマントレーナーを作れるんです。

価格帯は約5,000円~70,000までと振れ幅が大きいです。

なぜ、こんなに値段の振れ幅があるのかと言いますと、

  1. 素材(ex:人工革or革など)
  2. ブランドのネームバリュー

などが挙げられます。

正直なところ、どのブランドもそんなに形が変わらないので、服好きな人じゃない限り区別がつかないと思います。

こればかりは完全に履く人の価値観で決まるのかなと。

各自の金銭状況で購入できるジャーマントレーナーは変わると思いますが、個人的には本革を使用しているジャーマントレーナーをおすすめしたいです。

本革は履きこんでいくうちに革特融の艶が出るのでカッコよくなります。

そこで今回紹介するのが、私自身も購入したタナカユニバーサルのジャーマントレーナー

タナカユニバーサルのジャーマントレーナーの価格は約20,000円。

決して手ごろな値段とは言えません。

しかし、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーは約20,000円払ってでも購入したくなる理由があるのです。

その理由は、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーは限りなく実物に近いジャーマントレーナーを作っているからです。

支給終了後の1994年より現在に至るまで、当時と同じ、ラスト(木型)、カットナイフ(紙型)、アウトソール、マテリアル、シューレスなどを用いた仕様、製法で生産し続けています。

レプリカモデルは幾多とありますがオリジナルのモデルと呼べるのはタナカユニバーサル社製品のみとなります

タナカユニバーサル ジャーマントレーナー オリジナル公式ストア

購入するなら本物に1番近いジャーマントレーナーを選んだ方が良いかなと私は思います。

また、上記でも述べたように、職人さんたちの靴作りに対する熱い想いで作られた靴の方が、大切に履こうという気持ちにさせてくれます。

それでは、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーの詳細、サイズ感、履き心地をレビューしていきます。

タナカユニバーサルのジャーマントレーナー

詳細

それでは、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーの詳細を見ていきましょう。

アッパーは、牛革スウェード革が使用されています。

つま先付近を拡大しました。

つま先部分がスウェード生地で覆われています。

黒の牛革の無骨さを柔らかな雰囲気に包みこんでくれるかのよう。

スウェード生地は上品な雰囲気を与えてくれます。

私自身その上品な雰囲気からスウェード生地に、柔らかい素材だから雨や汚れの対策がめんどくさそうだなと偏見を持っていました。

しかし、実はスウェード生地は雨や汚れに強い丈夫な素材だったのです。

意外じゃないですか?

つま先部分って意外とぶつけたりすることもあるので、気にせず履けるのは助かります。

続いては、側面部分です。

牛革が良い感じにテカってかっこいいです。

ガムソールとのコントラストもたまりません。

ちなみにソールの高さは、サイズによって異なるのですが、私は40サイズ(25.0~25.5cm)を購入したので、約2.2cmです。

靴裏のガムソールです。

タナカユニバーサルのジャーマントレーナーのガムソールは、

クッション性と耐久性に優れた分厚いガムソールは当時の人体工学に基づくもので疲れにくく、ミリタリーアイテムならではの機能性を感じさせます。

TANAKA UNIVERSAL

履きやすさに考慮された作りになっているそうです。

サイズ感

私の足は、こんな感じのサイズです。

足長:左足24.7cm右足24.5cm

指先の形:エジプト型(親指が一番長く、小指に向かって指が長くなる形。日本人で最も多い指先のタイプ)

足幅の広さ:標準的(2E)

足甲の高さ:標準的


私は、40サイズ(25.0-25.5cm)を購入しました。

他のスニーカーですと、VANSのオーセンティックコンフィクッシュを25.5cmで丁度いい感じで履いています。

私の足で見てみますと、+1cmで40サイズ(25.0-25.5cm)に収まっていることがわかります。

ですので、よっぽど幅広で甲高という方以外は+1cmで選ぶと良いのではないかと考えます。

最初は少しきつく感じがしましたが、本革のスニーカーですので徐々に革がなじんで、履き始めて約1年経った今では丁度いい感じになっています。

できるなら試着をお勧めしますが、ネットで購入する方はサイズ交換を対応してくれる通販業者を選ぶようにしましょう。

履き心地

履き心地は正直に言うと、

悪くはないし良くもない、はっきり言って普通かなと思います。

ガムソールなので歩いている時にソールが地面を反発してくれる感じは伝わります。

歩きにくいかor歩きやすいかでいったら、歩きやすいスニーカーではあります。

こちらは履き口部分を拡大した写真です。

これといって靴の中には、特殊な加工は施されていないみたいです。

タナカユニバーサルのジャーマントレーナーは、従来の実物のジャーマントレーナーを再現することに力を注いできたと思われます。

ですので、特別にインソールや履き口部分には特殊なアップデートはしなかったのではないかと考えられます。

ジャーマントレーナーが人気になっているのも、形のシャープさに魅了されたことが1番の理由ではないかと思うんですよね。

なので、ジャーマントレーナーに履きやすさは求められていないのかもしれません。

履きやすさを重視したスニーカーなら他のメーカーでどんどん開発されているので。

まとめ

タナカユニバーサルのジャーマントレーナーについて紹介してきました。

昔の物が現代で人気になるって不思議ですよね。

様々なブランドがこぞってジャーマントレーナーを作り出していますが、

  • クオリティ
  • 値段
  • 靴作りに対する熱い想い

などを考慮すると、従来のジャーマントレーナーを忠実に再現したタナカユニバーサルのジャーマントレーナーが1番おすすめかなと思います。

タナカユニバーサルのジャーマントレーナーについて少しでも参考になる記事になれたら幸いです。

タイトルとURLをコピーしました