こんにちは。
ヒロ。(@Hirolog_411)です。
夏になるとサンダルを履きたくなります。
私は足が冷え性なのであまりサンダルを履く頻度が少ないのですが、夏に散歩したり、ごみ捨てに行くときなどはサンダルを履きます。
裸足の場合と靴下を着用しての場合の両パターンで履けるサンダルを探していたところ、ビルケンシュトック アリゾナに出会ったわけです。
今回は、ビルケンシュトック アリゾナの細部、サイズ感、履き心地をレビューしていきます。
ビルケンシュトックについて
フットベッド(インソール)の生みの親
以下の文章はビルケンシュトックHPより引用したものになります。
ビルケンシュトックは、お客様の生活をよりシンプルで美しくするための製品作りを心掛けています。その中心となるのは足のアーチを考慮した形状のフットベッドです。ビルケンシュトックはフットベッドの生みの親であり、そして今日使われる“フットベッド”(足のベッド)という言葉そのものを世に生み出したブランドです。フットベッドは他に類を見ない革新的な製品コンセプトであり、全く新しい市場への道を切り開きました。そして、フットベッドは我々が行うすべての活動の哲学とスタンダードでもあります。 現在、そして未来、世界中の人々にビルケンシュトックのフットベッドを。
ビルケンシュトックの特徴は、卓越した履き心地、高い機能性、そして驚異的な品質です。この高い品質は、サスティナブルな資源から選り抜かれた上質な原材料と、それらを製造する際の厳格な条件管理により実現されました。ビルケンシュトックの製品はお客様に幸福をもたらします。美と健康を追求する方にぴったりの製品です。ビルケンシュトックは、今日の消費者社会に氾濫している安価な製品から、一線を画した高品質の製品をお届けします。
BIRKENSTOCK HP
フットベッドとは現代の言葉で普及しているのは、インソールのことですね。
ビルケンシュトックは現在のシューズに当たり前に備わっているインソールを生み出したブランドだったのです。
この歴史は私も本記事を作成するまで知りませんでした。
また、消費者の健康面に注力している点や、サスティナブルな資源を利用した商品作りを行っている点などから、靴作りに対するプロフェッショナルな想いが伝わります。
全世界で親しまれているのも納得です。
アリゾナ
以下の文章はビルケンシュトックHPより引用したものになります。
ビルケンシュトック Arizona/アリゾナは何十年もの間男女を問わず世界中を魅了してきた真の定番です。このシンプルデザインが美しいサンダルは、既にコンフォートサンダルの銘品としてそのステータスを確立しています。このアッパーは肌に優しく耐久性の高い合成素材Birko-Flor®です。
BIRKENSTOCK Arizona HP
私がビルケンシュトック アリゾナを購入した理由として、それまでサンダルを持っていなく、チープなデザインや素材のサンダルでは街で履くにはカッコ悪いなと思ったからです。
引用文に記載されている「Birko-Flor®」という素材は、
Birko-Florはお手入れが簡単で衛生的なPVCプラスチック製で裏側には柔らかく通気性の高いフリース素材レイヤーが施されています。このハイグレード素材は極めて肌に優しく柔らかい肌触りを約束しながら耐久性の高い素材です。
BIRKENSTOCK Arizona HP
とことん消費者の履き心地を意識して作っているのですね。
では、ビルケンシュトック アリゾナの細部を見ていきましょう。
細部
まずは、全体像です。
私はアッパーの色がブラックを購入し履いています。
アッパーのブラックとインソールの柔らかい色合いのコントラストが良いですね。
実はこの表面のインソール、レザー製なんです。
肌に優しく柔軟性に富んだレザー製中敷は優しく足になじみその輪郭にしっかりとフィットします。孔が開いているため通気性が極めて高いその表面は、激しい運動の後でも爽やかな足下を約束します。
BIRKENSTOCK Arizona HP
私、約1年間履いていたのですが、レザー製だとは知らずに履いておりました(恥ずかしい)。
というのも履いていて足の裏が全然蒸れないので、まさかレザー製だとは思ってもみなかったです。
次に、つま先部分をズームしてみます。
インソールの足指付近の縁が高くなっています。
この縁が高くなっていることで足指を歩行時に守ってくれます。
あとは、インソールの足指の付け根あたりの部分が盛り上がっています。
これは、「トーグリップ」と呼ばれる起伏で、
このグリップ構造により、足指の間に自然なゆとりが生まれ、足指は快適な状態に保たれます。またこのトーグリップは、歩行時に足指が地面を掴むためのサポートにもなります。
BIRKENSTOCK Arizona HP
次に、かかと周りを見ていきましょう。
かかと周りのインストールも何か工夫がありそうです。
↑写真のBIRKENSTOCKの文字列左部分に、縦に凹んでいるところがありますね。
これは、「ヒールバー」と呼ばれ、
ふくらはぎの筋肉に働きかけ、後足に安定感を与え、歩行プロセス及び筋肉運動の整合を向上します。
BIRKENSTOCK Arizona HP
また、インソールのかかとは深く凹んでいます。
これは、「ヒールカップ」と呼ばれ、
このヒールカップが足裏の筋肉を支えることにより、あなたの足を常に自然な位置に固定します。この特製ヒールカップは、サンダルを履いている時であっても、靴を履いている時と同様の安全性を実現します。
BIRKENSTOCK Arizona HP
「インソールの生みの親」と呼ばれるだけあって、インソールにめちゃくちゃ力を注いでいることがわかります。
とにかく消費者の健康と履き心地を意識していますね。
次は、後ろ部分をズームしてみます。
インソールはレザー製ですが、フットベッドはコルク素材であることがわかるかと思います。
コルクはコルク樫の樹皮表皮から採取される再生可能な資源です。これは保温効果があり緩衝性に優れた天然素材です。
BIRKENSTOCK Arizona HP
コルクを使用することでサスティナブルな取り組みにも力を入れています。
次に、サイドから見てみましょう。
サイドから見るとインソールが足全体を包み込んでくれるような形状をしています。
最後に裏面を見てみましょう。
アウトソールは、「EVA」と呼ばれる素材でできています。
EVA(エチレンと酢酸ビニル/EVA樹脂)は極めて軽量で緩衝性、柔軟性が高いハイグレード素材です。これにより地面の凹凸も気にならず歩行をソフトに緩衝してくれます。
BIRKENSTOCK Arizona HP
サイズ感
私の足は、こんな感じです。
ビルケンシュトック アリゾナのサイズは、
- レギュラー:男性や一般的な足幅の方に適している。
- ナロー:女性や足幅が狭い方に適している。
この2種類ある点に注意しなければなりません。
私は、裸足の場合と靴下を着用しての場合の両パターンで履きたかったので、39サイズ(約25~25.5cm)を購入しました。
サンダルはサイズ選びを間違えると大変なので、お店で裸足の場合と靴下を着用しての場合で試着をしました。
ビルケンシュトック アリゾナは比較的どこのシューズ屋さんにも置いてある傾向なので、サイズ選びを間違えたくない方は、試着をしての購入をオススメします。
履き心地
履き心地は、購入した当初はまだ固く歩きにくい感じでしたが、徐々に履いていくことでインソールが自分の足に馴染んで歩きやすくなりました。
上記の細部でもご紹介しましたが、消費者が歩きやすいようにインソールに様々な工夫が施されていますので、歩きやすいサンダルです。
特に、トーグリップがあることで足とサンダルがズレることなく歩けるので、ストレスなく歩けるところが気に入っています。
注意点としては、雨の日や濡れたツルツルした場所だと滑りやすい傾向があるので、雨の日や濡れた場所を歩くことは避けた方がいいと思いました。
ビルケンシュトック アリゾナの細部、サイズ感、履き心地をレビューさせていただきました。
これからも大事に履いていきたいです。